日本内科学会雑誌
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5.小児期発症混合性結合組織病
全国調査の結果から
横田 俊平今川 智之森 雅亮満田 年宏相原 雄幸
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1996 年 85 巻 8 号 p. 1217-1222

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抄録

小児期発症MCTDの全国調査を実施し,臨床所見と治療方法の実態を解析した.先行的なRaynaud現象と抗RNP抗体陽性が全例に認められ,発熱,関節炎,皮疹,筋力低下などの症状で顕在化していた.検査所見では斑紋型抗体核抗体陽性,高γ-グロブリン血症,リウマトイド因子陽性が高頻度に認められ,合併症としてSjögren症候群が高頻度であった.初期治療はステロイド薬が中心的薬剤で,しかし1/10の例でNSAID単独で寛解維持されていた.

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