日本内科学会雑誌
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6.オーバーラップ症候群とMCTD
秋月 正史
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1996 年 85 巻 8 号 p. 1223-1227

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抄録

一人の患者に複数の膠原病の特徴的な症状が見られることはまれではない.かかる重複現象の解釈について研究者の意見の相違がある.よく使用されるオーバーラップ症候群やMCTDにも考え方に違いがあるものと考えられる.慶大内科の定義では前者の生命予後者のそれに比し有意に優れていた.膠原病重複現象はかかる臨床意義に加え自己抗体産生機序や組織障害機序など病因の追求に大切な手かがりであると考えられる.

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