日本内科学会雑誌
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3.特殊な病態の臨床と治療4)腎病変
高崎 芳成
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1996 年 85 巻 8 号 p. 1254-1258

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抄録

MCTDでは一般に腎病変を有す例は少なく,軽症に経過するとされている.しかし,蛋白尿や尿細胞円柱などの出現率は比較的高率で,なかには治療抵抗性のネフローゼ症候群に至る症例も認められる.また,腎病理組織像における糸球体病変もSLEに比較し,軽症型が多いものの基本的に相違はない.定型的なSLEに比較し,比較的少量のステロイド薬に良く反応を示す.しかし,その重症度に応じ適正な投与量を決定する必要がある.

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