日本内科学会雑誌
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IV.その経過と予後
柏木 平八郎
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キーワード: 生存率, 死因, 肺高血圧症
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1996 年 85 巻 8 号 p. 1265-1268

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抄録

MCTDに特徴的な全身性エリテマトーデス,多発性筋炎および強皮症の3要素が混在する臨床像は,発病後炎症性所見が漸次鎮静化する一方で,強皮症様の所見が徐々に増強する傾向がある.死因としては肺高血圧症が最重要で,全体の約26%を占め,呼吸不全,心不全などがこれにつづく.生命予後はSharpらの最初の予想程良好でなく,全身性エリテマトーデスと比較して大差ない.

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