日本内科学会雑誌
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2.核医学の役割
西村 恒彦
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1997 年 86 巻 2 号 p. 214-219

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抄録

狭心症における画像診断として, 201Tl運動負荷心筋血流シンチグラフィが負荷心電図以上に心筋虚血の検出精度が高いことから,日常診療で汎用されている.さらに,最近, 201Tlに代わる99mmTc標識心筋血流イメージングに加え123I-BMIPP, 123I-MIBGなどの心筋代謝や交感神経機能を反映する新しいトレーサの出現により,不安定狭心症や冠れん縮性狭心症などの診断に対する新しいアプローチがなされつつある.

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