国立熊本病院内科
おばた胃腸科内科
1997 年 86 巻 6 号 p. 1036-1038
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症例は63歳の男性.慢性C型肝炎と診断され,平成7年5月31日IFN治療目的にて入院. 6月16日よりIFN-α2b10MUを6回/週×4週, 3回/週×12週の計16週投与の予定で開始した.投与後13週頃から右上肢の不随意運動を認めた.神経学的検査にて舞踏病様運動と診断し,画像検査にて他の原因が否定され, IFNによる舞踏病様運動と診断した. IFNにより舞踏病様運動を呈した症例はまれであり,留意する必要があると考え報告した.
日本内科学会会誌
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