順天堂大学膠原病内科
1997 年 86 巻 8 号 p. 1334-1339
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結合組織を系統的に侵す疾患群として捉えられた膠原病は,医学の進歩により症候学と自己免疫現象においても共通性を見ることが明らかとなった.その過程の中で,膠原病に含まれるいくつかの新しい疾患概念が提唱された.また,これら疾患概念の変遷のみならず,予後不良な概念から慢性に経過する疾患概念への変貌もみられた.それに伴い膠原病の長期生存例の増加が見られるが,当面,難治性病態の解明と治療法の開発が急がれる.
日本内科学会会誌
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