京都大学医学研究科循環病態学講座
1998 年 87 巻 1 号 p. 46-51
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心筋梗塞と突然死の関係については,心筋構造の変化に機能的な修飾が加わり,心室性期外収縮発生から致死的な不整脈に到ることにより生じるとされる.実際の急性期梗塞が病理的に証明されるものは20%程度であるが, acute cornary syndromeより致死的になってしまうものも多い筈である.日本では,諸外国より,梗塞を含む虚血性心疾患の突然死率は低いが,その意義は重要である.現在判明している病態生理についてここで簡便に解説を加えた.
日本内科学会会誌
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