北里大学微生物・医療系大学院環境感染学
1998 年 87 巻 11 号 p. 2179-2184
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数多くの抗菌薬が上市されている状況下では,それぞれの経験を基盤とした治療,いわゆるemperic therapyを行っても十分な効果を挙げ得る.しかし,一方で抗菌薬療法そのものがうまくいかないこともある.この様な場合,耐性菌が関わることが多いため,感受性テストの結果は単に抗菌薬の強弱を知る手掛かりとするだけでなく,薬耐性菌の増減や僅かの分離菌の変化の情報源とすることも戦略的抗菌薬療法を行う上で重要である.
日本内科学会会誌
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