川崎市立川崎病院内科
1998 年 87 巻 12 号 p. 2383-2389
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膠原病とは多臓器症状を示す全身性系統的疾患群を指す.そして同じ膠原病の範疇に入る疾患群でもそれぞれ異なった臨床症状と免疫学的異常という背景を有している.本稿では膠原病の診断には内科診断学の基礎に基づく順序をたてた診察が必要であり,問診に始まり視診,打・聴診,触診に至る診察の中からいかに膠原病の診断にアプローチしてゆくか,また膠原病の中のどの疾患にあたるのかを鑑別するヒントについて述べる.
日本内科学会会誌
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