日本内科学会雑誌
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4.抗トポイソメラーゼI抗体・抗セントロメア抗体
近藤 啓文
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1998 年 87 巻 12 号 p. 2409-2413

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抄録

抗トポイソメラーゼI抗体(抗Scl-70抗体,抗Topo I抗体)と抗セントロメア抗体(ACA)は,強皮症スペクトルに属する疾患に出現するが,両抗体の臨床的特徴は明らかに異なっている.抗Topo I抗体は,広汎性皮膚硬化型強皮症に検出され,肺線維症,食道病変,皮膚潰瘍と相関する.一方, ACAはCREST症候群を含む限局性皮膚硬化型強皮症と手指硬化を呈するUCTDで高率に検出される.ほかに, PBC, Sjögren症候群にみられる.

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