東京大学アレルギー・リウマチ内科
1998 年 87 巻 12 号 p. 2453-2460
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HLAは高度の遺伝的多型を示しながら,主要組織適合抗原として細胞表現に発現し,自己識別,免疫応答に深くかかわっている.分子遺伝学の発達で, RAをはじめ膠原病との相関が民族差を超えて研究され,抗原処理や抗原モチーフ, T細胞受容体との関連が解明されつつある.発症や病態形成にHLAが関与している機序についても種々の仮説がたてられている.その情報を治療に応熊すべく関連領域を含めた新たなアプローチが展開されている.
日本内科学会会誌
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