川崎医科大学吸吸器内科
1998 年 87 巻 12 号 p. 2516-2521
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クラミジア・ニューモニエの病原菌としての特徴,同菌感染症の疫学,病型,症状,検査所見,診断法,治療法について述べた.本菌が新種のクラミジアとして認められてから約10年であり,いわゆる“新興感染症”の中の1つで,良くわかっていない点も多い.感染症としてわかっている点とわかっていない点を述べ,中でも虚血性心疾患や脳血栓の原因となる粥状硬化症との関係は最も注意しなければならない点で,感染症の概念をかえるものとなる可能性もある.
日本内科学会会誌
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