日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
VI.重症筋無力症における抗リアノジン受容体抗体と胸腺
岩佐 和夫浅賀 知也高守 正治
著者情報
ジャーナル フリー

87 巻 (1998) 4 号 p. 655-663

詳細
PDFをダウンロード (3362K) 発行機関連絡先
抄録

重症筋無力症では,特に胸腺腫を伴った重症筋無力症では血清中に抗横紋筋抗体を認めることが知られているが,病態への関与については重要視されてこなかった.しかし,最近抗横紋筋抗体の一つとして病態を修飾する可能性のある抗リアノジン受容体抗体が見いだされた.この抗体は胸腺腫との関連が高く,重症筋無力症における胸腺腫の診断に有用であるだけではなく,筋小胞体内のCa2+がリアノジン受容体を通り筋細胞内へ放出されるのを抑制するものであった.

著者関連情報
© (社)日本内科学会
前の記事 次の記事

オルトメトリクス
閲覧履歴
feedback
Top