東海大学第六内科
1998 年 87 巻 5 号 p. 808-812
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H. pyloriのウレアーゼや空胞化サイトトキシンなどの病原因が胃粘膜障害において重要な役割を有することが明らかにされている.しかしながら菌株によって疾患特異性を有するものはいまだ認められていない. H. pyloriゲノムの解析により機能の未知な遺伝子が多数存在することが明らかにされ,消化性潰瘍や胃癌,胃MALTリンパ腫などの多様な疾患とH. pyloriとの関係を今後明らかにすると期待される.
日本内科学会会誌
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