慶應義塾大学救急部
1999 年 88 巻 12 号 p. 2428-2433
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近年,さまざまな毒物による事件がクローズアップされ,一般市民にもある種の薬物情報が入ってきている.しかし,薬物中毒は同じ薬物が原因であることは少なく,多くの種類の薬物がその原因となりうるのが特徴の一つである.また,拮抗薬も限られているため,ごく一般的な中毒に対する治療や対症治療が主体となる.本稿では,われわれが実際よく経験する薬物中毒を中心に,その対処・治療について解説する.
日本内科学会会誌
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