東京大学循環器内科
1999 年 88 巻 2 号 p. 217-222
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血圧は多くの血管収縮・昇圧因子と血管拡張・降圧因子のバランスにより調節され,これらの因子は本態性高血圧症の成因に密接に関与すると考えられてきた.なかでもカテコールアミンとアンジオテンシンは一次的に活性が亢進して病態を形成している可能性がある.病勢の進行と共に変化するものむとして一酸化窒素ヤエンドセリンがあり,一方,ナトリウム利尿ペプチドなどは増加して病態に代償的に作用していると考えられる.
日本内科学会会誌
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