愛媛県立中央病院内科
高知医科大学第三内科
1999 年 88 巻 2 号 p. 334-335
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症例は41歳女性, 1996年10月皮膚掻痒感,全身倦怠感で受診.初診時白血球数43, 300/μl (腫瘍細胞83%),抗HTLV-1抗体陽性で腫瘍マーカー,細胞形態学的所見より成人T細胞性白血病と診断した.寛解導入療法にてCRが得られたため, 1997年3月14日HLA一致の兄より同種BMTを施行した.移植後の検討ではHTLV-1抗体価は1/3に低下, inverse PCRでHTLV-1のmonoclonal integrationが消失し経過良好である.
日本内科学会会誌
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