関西医科大学第三内科
関西医科大学第二内科
1999 年 88 巻 6 号 p. 1096-1098
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症例は21歳,女性.発熱を主訴に当科入病.血液培養と断層心エコー検査よりCandida glabrata性心内膜炎と診断した.抗真菌削の経口投与のみで症状は改善し, 6カ月後の心エコー検査では疣贅は消失していた. C. glabrataによる心内膜炎の報告は18例のみで生存率は39%と不良である.発症から治療開始までが3カ月以内のものは何れも生存しており,早期加療が生存率の向上につながると考えられた.
日本内科学会会誌
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