長崎大学原爆後障害医療研究施設内科
1999 年 88 巻 6 号 p. 997-1002
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骨髄異形成症候群(MDS)は,多様な臨床像を呈し幅広いスペクトラムを有する疾患群と捉えることができる.診断には染色体検査などにより異常クローンを証明するとともに細胞形態の評価が重要である.治療に関して確立されたものはないが,骨髄移植やサイトカイン療法,化学療法のほか,最近では免疫抑制療法なども試みられている.今後さらに病態によってMDSが整理され,最適な治療法の選択が可能となることが望まれる.
日本内科学会会誌
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