埼玉医科大学総合医療センター第四内科
1999 年 88 巻 8 号 p. 1417-1422
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尿細管・間質性腎炎は病理形態学的な概念で,腎間質の非特異的反応形態と考えられる.これまで浮腫や細胞浸潤を主体とする急性間質性腎炎と,線維化や尿細管萎縮を主体とする慢性間質性腎炎に大別されてきたが,間質病変の誘因や基礎疾患により一次性と二次性の尿細管・問質性腎炎に分類する考え方が提唱されている.また,細胞浸潤や間質線維化など間質病変の形成には尿細管上皮細胞が大きな役割を果たしていることが明らかにされてきた.
日本内科学会会誌
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