日本内科学会雑誌
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IV.胃・食道逆流症の症候(非定型症候も含めて)
高 貴範羽生 泰樹清田 啓介渡邊 雄介井口 秀人
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2000 年 89 巻 1 号 p. 21-27

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抄録

胃・食道逆流症(GERD)の症候は胸やけを代表とする定型的症候と,耳鼻咽喉科領域の症状,胸痛,呼吸器症状等の非定型的症候に大別される.内視鏡等の検査所見で確定診断に至らなかったり,非定型的症候のみを呈する症例を見落とさないためには詳細な問診と症候全ての把握が必要である.また, GERDにおけるquality of life (QOL)の評価は今後の診療において重要な意義を持つと考えられる.

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