虎の門病院消化器科
2000 年 89 巻 1 号 p. 85-90
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食道裂孔, squamo-columnar junctionおよび縦走血管との位置関係を内視鏡にてprospectiveに検討すると,縦走血管が食道裂孔を越えて胃の円柱上皮下に認められる症例は一例も存在せず,食道胃接合部付近では縦走血管の透見は食道に固有の所見であり,また縦走血管の下端を食道下端と考えるのが妥当と考えられた.従って,縦走血管を指標にすることにより内視鏡的にBarrett上皮の存在を確実に診断することが出来る.
日本内科学会会誌
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