東北大学免疫・血液病制御学
2000 年 89 巻 10 号 p. 2093-2098
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細菌やウイルス等の病原性微生物が直接的に関節に感染することにより発現する関節炎を感染性関節炎と称する.しばしば関節の機能障害を残し,予後不良となる場合もあるので,早急に,かつ,適切な対応を必要とする.近年,典型的な感染性関節炎のみならず,反応性関節炎,慢性関節リウマチを始めとするリウマチ性疾患の発現に,微生物が関与することが推定されている.後者を考える上でも,感染性関節炎の理解は必要である.
日本内科学会会誌
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