社会保険神戸中央病院
2000 年 89 巻 11 号 p. 2350-2352
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症例は17歳,女性.マムシ咬傷後に横紋筋融解,急性腎不全をきたし入院.腎不全は血液透析の施行で回復した.しかし,経過中,突然,心室細動を認め,電気的除細動にて洞調律に復したものの, Forrester II型の心不全の状態であった.心不全は利尿薬,血管拡張薬等で回復した.マムシ咬傷後に心室細動,心不全を生じたとの報告は稀であるが,重篤な合併症であり注意を要すると思われ報告する.
日本内科学会会誌
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