慶應義塾大学救急部
2000 年 89 巻 12 号 p. 2487-2495
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昏睡は致死的緊急症において出現する場合が多く,診断の遅れが非可逆的脳損傷を増悪させる危険性があるので,救命処置と共に可逆性因子を念頭において迅速に診療を行う必要がある.本稿では,昏睡の分類と各原因の緊急度,昏睡患者の診療に有用な身体所見,神経学的所見および病歴上のポイントを示したうえで,昏睡診療のプロセスを概説した.
日本内科学会会誌
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