本間病院内科
秋田大学第三内科
2000 年 89 巻 12 号 p. 2519-2521
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症例は57歳,女性.約10年前に慢性関節リウマチ(RA)と診断され,近医で丸山ワクチン治療を受けていた.検尿異常のため当院入院となった.腎生検では,半月体形成性腎炎と同時に小動脈周囲にアミロイドの沈着が存在した.上部消化管内視鏡では十二指腸潰瘍が認められ,同部位の生検でもアミロイド沈着を確認した.ミニパルス療法を含むステロイド投与を行ったが,急速に腎機能が悪化し血液透析を必要とし呼吸不全で死亡した.
日本内科学会会誌
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