日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
ISSN-L : 0021-5384
3.出血時間の有用性
高見 秀樹玉井 佳子
著者情報
ジャーナル フリー

2000 年 89 巻 6 号 p. 1083-1086

詳細
抄録

出血時間(bleeding time)は止血機能検査のひとつとして広く行われている検査であり,血小板が中心となる一次止血血栓形成能を反映している.臨床的に出血時間の延長がみられるのは血小板の量的・質的異常であり,血小板機能異常症の診断,術前のスクリーニング検査,抗血小板療法のモニタリングなどの圏的に用いられている.

著者関連情報
© (社)日本内科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top