名古屋大学大幸医療センター内科
2000 年 89 巻 7 号 p. 1324-1330
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わが国の慢性透析症例数は年々増加し,高齢化の進行,糖尿病・腎硬化症を原疾患とする治療の難しい症例の増加が見られている.一方,生存率に影響する因子が検出され,各指標の至適範囲が求められている.粗死亡率は1990年代に入ると9%台で徐々に上昇していたが,治療法の進歩により1996年より,ほぼ安定している.長期予後の改善のためには, 1回5時間以上で高分子物質の除去に優れた透析療法と運動による体力増強が大切である.
日本内科学会会誌
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