日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
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2.遺伝因子と生活習慣
多因子遺伝を中心に
寺内 康夫戸辺 一之門脇 孝
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2000 年 89 巻 8 号 p. 1500-1506

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抄録

日本人の糖尿病の95%以上を占める2型糖尿病の多くは多因子遺伝病と考えられる. 2型糖尿病の疾患感受性遺伝子の役割の解明には遺伝的不均一性や多因子遺伝を考慮したアプローチ,すなわちヒト糖尿病の遺伝子の全ゲノムマッピング/候補遺伝子アプローチを組み合わせた疾患感受性遺伝子の解明, single nuc1eotide polymorphism (SNP)に関する情報の蓄積,モデル動物作製をはじめとする機能的解析による発症過程の解明,環境要因の人為的・計画的な操作による発症因子や予防法の研究など総合的な研究が必要である.

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