日本内科学会雑誌
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1.食事・運動療法
阿部 隆三清野 弘明
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2000 年 89 巻 8 号 p. 1518-1522

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抄録

糖尿病の食事療法・運動療法は糖尿病治療の基本であり,医療経済的にも重要な治療法であることが認識されている.食事療法の基本は,日本糖尿病学会編の食品交換表(第5版)に記載されている.糖尿病の患者を診察する医師は熟読すべき教科書でもある.食事指導には,患者の食習慣などにより個々の対応が必要となる.糖尿病の食事療法を十分理解していながら,実行できない患者も多数見受けられる.こういう場合,心理的なアプローチも必要となる.
運動療法に関しては,運動に伴う血糖低下は,インスリンによる血糖低下とは異なる機序によるAMPキナーゼ仮説が提唱されてきている.また,運動療法の生命予後に関する前向き研究の報告においても,糖尿病だけではなく,運動療法の重要性が認識されている.

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