日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
ISSN-L : 0021-5384
2.経口薬の選択と用い方
2)インスリン抵抗性改善薬
柏木 厚典前川 聡
著者情報
ジャーナル フリー

2000 年 89 巻 8 号 p. 1530-1535

詳細
抄録

インスリン抵抗性は, 2型糖尿病及び動脈硬化性危険因子である.本薬剤選択にあたって,肥満,高インスリ血症(空腹時IRI 12μU/m1以上),動脈硬化危険因子の集積した症例,インスリン抵抗性指標HOMA-R 1以上(特に3以上症例)の糖尿病患者が最も良い適用となる.使用に際しては,月1回の肝機能検査,浮腫の発生に注意し,一般的な有効率は約50%であるので,無効症例に長期使用することは避けるべきである.

著者関連情報
© (社)日本内科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top