日本内科学会雑誌
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2.経口薬の選択と用い方
3)ビグアナイド薬とα-グルコシダーゼ阻害薬
小沼 富男
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2000 年 89 巻 8 号 p. 1536-1543

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抄録

糖尿病治療では,種々の合併症の発症,進展を抑えることに加えて,膵β細胞のインスリン分泌能を出来るだけ疲弊させないことが重要である.ビグアナイド薬とα-グルコシダーゼ阻害薬はいずれも膵外組織に作用して血糖を低下させるため,膵β細胞に対して庇護する方向に働く.なおそれは二次的に血中インスリンの上昇を抑えることになり,インスリン抵抗性の軽減,そして高脂血症,高血圧,肥満などの是正にもつながる.

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