日本内科学会雑誌
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3.インスリン製剤
開発と治療法の進歩
佐々木 敬
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2000 年 89 巻 8 号 p. 1544-1550

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抄録

1980年代初頭に遺伝子組換え技術により高度精製ヒト・インスリン製剤が作られた.これにより安全に使用できるインスリンが安定して供給されるようになった.またペン型注入器の導入によって従来の製剤を用いたインスリン療法が完成した.現在は超速効型及び可溶性持続型ヒト・インスリン・アナログの臨床応用という,バイオテクノロジーに基づく画期的な進歩が糖尿病臨床に再び訪れている.今後,多様なライフスタイルに合わせた新しい強化インスリン療法が展開されると考えられる.

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