東京女子医科大学糖尿病センター
2000 年 89 巻 8 号 p. 1557-1563
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糖尿病足病変は軽症より重症まで多彩である.足病変の発生機序は神経障害,動脈硬化症による末梢循環障害と感染症が3大要因となる.足の循環障害はマクロアンギオパティーとマイクロアンギオパティが混在し,さらに神経障害調節障害がからみ複雑な病像を呈する.身近な生活での小外傷より足の感染がおこり,足壊疽へと進行する.日常診療のなかで足を診察項目に加え,定期的な観察とフットケアで早期発見早期治療が望まれる.
日本内科学会会誌
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