山口大学第三内科
2000 年 89 巻 8 号 p. 1589-1593
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糖尿病性急性合併症にはケトアシドーシス,非ケトン性高浸透圧性昏睡,乳酸アシドーシスがある.ケトアシドーシスでは高ケトン体血症によるアシドーシスと脱水が,非ケトン性高浸透圧性昏睡では著明な高血糖による高度の脱水が存在し,共に輸液とインスリンの持続投与による適切な治療を行わないと致命的となる.乳酸アシドーシスでは重篤な基礎疾患を有することが多く,予後は極めて不良である.
日本内科学会会誌
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