日本内科学会雑誌
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多発性〓胞性陰影を呈した肺腺癌の1例
國定 浩一古元 玲子谷本 安木浦 勝行上岡 博片岡 幹男原田 実根青江 基清水 信義柴山 卓夫
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2001 年 90 巻 1 号 p. 130-132

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抄録

症例は39歳,女性.主訴は乾性咳漱.胸部X線およびcomputed tomographic scanにて多発性〓胞性陰影が認められた.感染症の合併を繰り返すうちに次第に〓胞の増大が認められたため,確定診断のため胸腔鏡下肺生検を施行し肺腺癌と診断された.化学療法を行うも効果なく〓胞の増大に伴う呼吸不全にて死亡した.多発性〓胞性陰影を呈する肺癌症例は極めて稀であり,〓胞形成の機序について考察を加え報告した.

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