日本内科学会雑誌
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1.原発性硬化性胆管炎
向坂 彰太郎竹山 康章
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2001 年 90 巻 1 号 p. 29-34

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抄録

原発性硬化性胆管炎の末期患者には肝移植しか根本的治療法がなく,欧米にくらべ脳死肝移植がいまだ一般的ではない我が国では,生体肝移植が治療の重要な選択枝となる.肝移植後に原発性硬化性胆管炎が再発した場合は再移植しかすべがないのが欠点ではあるが,成人における肝移植後の生存率も71%と年々上昇してきている.肝移植の時期としては,血清総ビリルビンが10mg/dlを超え胆道感染が鎮静化した状態が望ましい.

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