日本内科学会雑誌
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5. C型肝硬変
横須賀 收
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2001 年 90 巻 1 号 p. 56-62

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抄録

C型肝硬変は肝移植の潜在的な適応症例の多くを占める. C型肝硬変例では大多数の症例で移植後のHCV再感染が起こるにもかかわらず,術後3~5年のC型肝炎の進行は緩やかなものが多く,移植後の5年生存率は良好である.今後,肝硬変への進展など移植後の長期予後が問題となり,進展阻止の治療が必要になる.また脳死肝移植の優先順位と関連して, sC型肝硬変の移植適応時期に関するコンセンサスを得る必要があると思われる.

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