大阪大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学
大阪大学大学院医学系研究科微生物病学
大阪大学微生物病研究所ウイルス免疫分野
大阪市立大学大学院医学研究科システム神経科学
2001 年 90 巻 12 号 p. 2431-2437
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慢性疲労症候群とは,原因不明の激しい全身倦怠感と共に微熱,頭痛,リンパ節腫脹,脱力感,関節痛,思考力の低下,抑うつ症状,睡眠異常などが続くため,健全な社会生活が送れなくなるという病気である.化学的,生物学的,社会心理的なストレスが誘因となって引き起こされた神経・内分泌・免疫系の変調に基づく病態と思われるが,潜伏感染ウイルスの再活性化やサイトカインの産生異常などが深くかかわっている.
日本内科学会会誌
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