日本内科学会雑誌
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シクロスポリンが奏功した若年性骨髄異形成症候群(不応性貧血)の1例
田島 恵美三原 英嗣若林 基弘渡會 雅也菅村 一敬宮下 勝之今村 明三輪 啓志加藤 芳郎仁田 正和
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2001 年 90 巻 6 号 p. 1070-1072

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抄録

症例は24歳,女性.出血斑の増強があり来院.血小板減少及び貧血を認め,骨髄穿刺にて骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome: MDS)不応性貧血(refractory anemia: RA)と診断した.輸血依存性でありprednisolone (PSL)とビタミンD投与を行ったが反応せず,デキサメタゾンの大量療法を開始した.一時的な改善を認めたが再度悪化.シクロスポリンの投与を行い血液学的改善を得た.シクロスポリン投与中止後も悪化傾向は認めていない.

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