日本内科学会雑誌
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糖尿病患者に発症したlisteriosisの1例
西谷 大輔棟方 昭博上原 修山下 一美村元 和則三上 貴史中嶋 均佐々木 博海奈良 秀八洲布村 仁一
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キーワード: 髓膜炎, 糖尿病
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2001 年 90 巻 6 号 p. 1079-1081

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抄録

症例は64歳,男性.意識障害にて発症し,髄液,血液培養よりListeria monocytogenesが検出されlisteriosisと診断された. ampicillinを中心とした治療を行い,約5週間の経過で後遺症なく改善した. listeriosisは人畜共通感染症として近年注目されてきているが,成人の場合免疫能低下患者に感染する例がほとんどで,死亡率が高いことでも知られている.本例のごとく髄膜炎の形で発症する例が多いため注意すべき疾患のひとつと思われる.

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