日本内科学会雑誌
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第VIII因子インヒビターによる後天性血友病Aの1剖検例
角道 紀子菅原 知広浅海 泰栄佐藤 龍行矢野 光士玉手 英一太田 耕造木村 時久大谷 紀子
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2001 年 90 巻 6 号 p. 1085-1087

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抄録

症例は88歳,男性.既往歴に血液疾患なし.今回,肺炎にて当院入院し抗生物質投与開始したが,経過中コントロール困難な消化管出血あり.血小板数正常, prothrombin time (PT)正常, activated partial thromboplastin time (APTT)延長等が認められた.精査の結果,第VIII因子インヒビター陽性の後天性血友病Aであった.本疾患は非常に希な疾患だが, APTTの著明な延長が認められた場合,本疾患の存在を疑う必要がある.

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