日本内科学会雑誌
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5.悪性リンパ腫のゲノム異常
谷脇 雅史
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2001 年 90 巻 6 号 p. 971-976

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抄録

悪性リンパ腫の約50%では,免疫グロブリン遺伝子(IG)の染色体転座によるがん遺伝子の活性化が認められる. c-MYC, BCL2, cyclinD1, BCL6, PAX5, BCL10などの相手遺伝子とWHO分類の病型が対応している. BCL6転座の相手遺伝子の50%はhistone H4, Ikarosなどnon-IGである. MALTリンパ腫の原因はt (11; 18)によるAPI2/MALT1キメラ遺伝子の発現である.

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