関西医科大学第一内科
2001 年 90 巻 6 号 p. 977-982
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
Hodgkin病研究の歴史はThomas Hodgkinがこの疾患を発見して以来1世紀半に及ぶが,疾患の本質的理解はなかなか得られなかった.しかしsingle cell PCR法などの分子生物学の進歩によりHodgkin病の大部分はリンパ濾胞胚中心B細胞由来のクローナルな腫瘍性疾患であることが明らかにされた.また発生の分子機構ではH/RS細胞におけるNF-κBの恒常的活性化が最近注目されている.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら