日本内科学会雑誌
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1.悪性リンパ腫(Hodgkin病と非Hodgkinリンパ腫)の標準治療
堀田 知光
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2001 年 90 巻 6 号 p. 997-1002

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抄録

悪性リンパ腫において標準的治療が確立しているのはHodgkin病の早期症例に対する放射線療法,進行期症例に対するABVD療法,非Hodgkinリンパ腫の中悪性度群の限局期症例に対する短期CHOP療法と局所放射線照射の併用療法,および進行期症例に対するCHOP療法である.自己造血幹細胞移植は化学療法に感受性のある中悪性度リンパ腫の再発例に対して救援療法としての有効性が証明されている.低悪性度および高悪性度リンパ腫に対する標準的治療は確立していない.リスクや病態に応じた治療体系の確立が求められている.

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