いばらき腎バンク,茨城県保健福祉部
いばらき腎バンク,県西総合病院内科
いばらき腎バンク,筑波大学臨床医学系内科
いばらき腎バンク,水戸中央病院内科
2001 年 90 巻 7 号 p. 1199-1206
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成人では職域,地域で健診が実施されているが,学童と異なり,暫定診断,結果の集計まで含めたシステム化は行われていない.茨城県の健診結果では,血清クレアチニン(S-Cr)異常者は尿蛋白陽性者に多く,また,年代が高いほど多い.一方, S-Cr異常者の6割以上が尿検査で異常を認めない.腎機能予後は尿蛋白陽性群,高血圧群で悪い.軽度腎機能異常者は腎障害としての治療を受けていない者が多く,成人領域における管理システムの構築が望まれる.
日本内科学会会誌
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