和歌山県立医科大学第三内科
2001 年 90 巻 7 号 p. 1280-1285
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ネフローゼ症候群,糖尿病性腎症や腎硬化症など高脂血症を伴う腎障害が増加している.高脂血症は動脈硬化の危険因子であるだけではなく,腎障害の進展・増悪因子でもあることから,その管理は重要である.高脂血症の治療には高脂血症治療薬とLDL吸着療法があるが,薬剤の使用に際しては,その排泄経路や副作用を十分に理解して投与する必要がある.特に,腎機能に影響を与える腎排泄性の薬剤は十分な注意を要する.
日本内科学会会誌
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