日本内科学会雑誌
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再発性Fisher症候群の1例
北村 浩本田 豊彦内田 立身橋口 修二峯 秀樹小笠原 望吉野 英
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2002 年 91 巻 1 号 p. 474-476

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抄録

患者は34歳,女性.既往歴として24歳時にFisher症候群を発症していた.今回,感冒後に複視で発症し歩行困難となり入院, Fisher症候群の再発と診断された.血漿交換療法により神経症状は改善し,血清中の抗GQlb抗体も低下した.しかし発症7カ月後も抗GQlb抗体は陰性化しておらず,軽度の複視の遷延化と関連している可能性が示唆された.

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