富山医科薬科大学第二内科
2002 年 91 巻 2 号 p. 734-736
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19歳男性.上気道炎の後に視力低下,筋肉痛,下痢症状を認め, CPK高値,広範な自律神経障害と手指の感覚障害を伴い,急性自律神経性感覚性ニューロパチー(acute autonomic and sensory neuropathy; AASN)と診断した.原因は不明で,ステロイドパルス療法は神経障害には無効であった.血漿交換とγグロブリン大量静注療法(IV-Ig)を行ったところ,直後より神経障害の進行停止と改善が認められた.
日本内科学会会誌
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